コンシューマーゲーム機によるアーケードゲームの移植作はタイトルのみ共通で、
マシンスペックに見合ったオリジナルデザインでリリースされることが普通だった頃、
そんな環境に"完全移植"の概念を持ち込んだ、[X-68000]というシャープのパソコンがある。
このマシンに[GRADIUS][沙羅曼蛇]はもちろん、[GRADIUS�U]も順次移植されたワケだが、
ここで付録冊子掲載用にビックバイパーの立体化企画が持ち上がり、専用メカデザインが起こされた。

このデザインは後に1/200スケールでキャストキット化され、
PC-ENGIN版発売記念キャンペーンとしてソフト購入者に抽選でプレゼントされたりもした。
もちろん自分もメッチャ欲しかったワケで、応募はしてみたものの、あえなく落選。
その後、入手のチャンスはまったく無く、実機も無いのにX-68000版のソフトだけを購入して気分だけ取り繕っていた次第。

この模型は原型をコピーし、オフィシャルアートデザインに沿って仕上げた二段階手順によるモノ。
キャンペーンモデル現物の再現は無理でも、キャストモデルという形で手に取ることには成功したので、
これで第一の目標は達したも同然。(?)

さらに続きがある。
このビックバイパーは3DCGで作成された複数のバージョンが存在しているので、コピーパーツを利用して模型にダウンスキャンしてみることを画策。
立体化そのものはアマチュアメーカーでもそこそこ手がけられているけど、誰も作ってくれないなら結局自作やむなしってことだね。

OPTION

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

RETURN