アーケード版沙羅曼蛇稼働から30年にもなろうとするこの時期に、そのタイトルを冠したビックバイパーの模型が現れた。
丁度自分でも沙羅曼蛇モデルは研究途中であり、
絶妙のタイミングでキット発売が叶ったことはものすごい驚きで、なんとも言えない幸せな気持ちである。

このレジンキット基本的には塊状の芯材を外板で囲むようなパーツ構成。
全長16.5cmと手のひらサイズで細かいパーツが多く、キレキレのエッジがゲート処理時に何気に破損してくれるので取扱いは際どい感じだけど、
設計と素材がしっかりしている分とくに組みにくい箇所とかはない。

完成形は、トータルではビックバイパーというより現行ガンプラ的な外観に仕上がる。
実際ガンプラに近いフォーマットの機体もいくつかあり、改造作例的なテイストなのでガンプラの親しみのある人には抵抗ないかも。
一応プレイ中の自機シンボルをかたどった趣向という話もあるけど、シルエット以外にそれほど共通項はなく、オリジナル色が強いモデルとなっている。

まあ評価云々はこの際どうでもいい。
立体化・商品化などとは無縁のタイトルなのに、キットが世に出たこと自体がすでに異次元の話。
継続してロードブリティッシュもキット化され、たたみかけてくれます。
・・・STG黄金時代を思い起こさせてくれるいいアイテムだわ。

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