2199版ヤマトはデジタルデータ化され、出力するカテゴリ(劇中・イラスト・玩具など)それぞれの都合に合わせた仕様で提供されている。
自分としては、このHPの造形指向でもあるストレート立体化モデルが見てみたいとは思うんだけど、
例に漏れず商品化は無いようなので、腹くくって自作。
型取り用となる基本図面にメーカー品型・更新案の両イメージが統合されずにダブッているので、普通にクリンナップするならばいずれかを選択することになるはず。
しかしあくまでも目指すのはストレート立体化であり、そこをハッキリ露出することを念頭に置いた現物を作りたく、
このモデルはその前段階としての参考用急造品。
こういう研究をしているうちに旧ヤマトとのスケール比が脳内にあったせいか、原型製作中に気が付いたんだけど
1/500ヤマト2199キットは、1/830スケールで旧ヤマトの全長スケール比に相当するのである。
このふたつのモデルがあれば、新旧ヤマトの現物比較による具体的なギャップがわかるようになるワケだ。
1/830改造プラモデル(改造プラモコレクションページに掲載)を製作した最大の動機はそこ。
コンテストに参加するために成り行きで改造を優先することにはなったが、おかげでモチベーションは格段に上がったかも。
キープしてあるコピーパーツでさらに完成形を出すつもり。
このモデル製作から、宇宙戦艦ヤマトは[2199]にリメイクされる過程でデザイン基質にはまったく触れられていないことが触感としても理解できた。
良くも悪くも、ヤマトは記号的造形の進化形になっている。
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