コレも三面図に整合性が無いことで規格品的設計でしか造形されないメカ。

ファン層からのデザイン面への支持は非常に高く、キットやオマケなどで商品化される機会は多いにも関わらず、
[コスモゼロ]・[ブラックタイガー]とともに箱メカ扱いに終始していて、
外形占有空間の対称性が安定しているモノほど評価基準も良好な傾向がある。

ソレは[コスモタイガー�U]のキャラクター性として時間をかけて定着してきたことなので、そこに向けての異論を今更差し挟むつもりはないけど、
ストレート立体化したこの機体がどういう形になるのかを見ようと、今回複製込みでスクラッチしてみたのがこの樹脂コピーモデルだ。

・胴体側面及び平面は翼断面形から外さず　　　　　　　　　　　　　　　
・張り出した各パーツは外形に対称化処理を加算せず　　　　　　　　　　
・懸架モジュールの水平面を機体ラインにシンクロする位置関係を変更せず
・なおかつ劇中のイメージ形状も反映していない。　　　　　　　　　　　

こういう既成モデルでは常識的に設計される要素を書き加えずにスクラッチしたので、かなり違和感のある外形になってはいるけど、
既成の評価基準にこだわらず、ストレート立体化した際に見られる形と割り切ってもらえればありがたいかな。
ＥＸモデルと直接比較できるよう全長17cmと小サイズなので、自力再現の限界を超える形状反映は切り捨て。
また、ビジュアルイメージ的に決定稿の色指定に合わせた塗装をしてはいるものの、主眼はあくまでも形だよ。

胴体部分だけコピーパーツを取ってあるので、個人的に三座型機のスクラッチもやってみようかと思ってる。
ＨＰにアップはしないかもしれないけど・・・。

こういう試みはこの先何か良い方向に向かってくれるかな？

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