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コレはガンダムから派生した模型誌の企画から発信されたメカである。
立体デッサンが質的に変化してきた時期の作品でもあり、
発信記事にもメカデザインに関わる興味深い内容が綴られていた。
それは、ある意味"いいメカデザインは立体の都合にかなうモノ"であるとする理念を唱えていたように感じ取れる。
血の通ったデザインラインよりも、立体整合を指針とする正解形状とジャンルを隔てた技術情報で構築されること、
それが当然の基準として現在通用しているワケだけど、
人型メカがアイテム低コスト量産のために切り捨てられた様々な"感覚的整合性"。コレはもはや不要な概念なのか?
今時のガンダムとかバルキリーとか、旧作メカの現代的解釈ってすごく洗練されていてカッコイイんだけど、
高い技術力で提供される高品質なアイテム目白押しにも関わらず、
メカ大好物の自分が"モえ"ないのは、"ソコ"が満たされないからかもしれない。
カッコ良さを感じることとモえることってナニがどう違うんだろう?
言葉で表現することは非常に難しいけど、モえるメカとモえないメカの比較提示くらいはできるので、
自作のタイラント・ソードを元手に、地味に研究していきたいと思う。
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