[復活篇]公開直前のこと、それまでも機を見ては再販を繰り返していたヤマト関連のプラモデルがまた再販されているのを見かけて、
なんとなくアンドロメダを購入してみた。過去に製作経験もあるし、今ならもっと完成度の高いモノが出来るかも...と。
買った時にそのお店でプラモデルコンテスト開催のチラシをもらっていたので、コンテスト目指して参加作品に仕立てようと画策。

話に聞いてはいたけど、再販モデルは未塗装でムギ球なども同梱されていなくて、ランナーはデフォルト状態。
プラモ造りに長けてはいないが、改造にはむしろ好都合な材料だったので、
どうせなら模型誌に掲載しているようなイメージ追求の加工ではなく、ヤマトよろしく生まれたままの姿に変えられないだろうかと、
以前製作したフルスクラッチ（というほどカッコいいモノではないが...）のアンドロメダを引っ張り出してきて、改造プロセスにその工法を組み込めないか検討。
木製の帆船模型のように竜骨を組み、スキン処理を掛けるというやり方であるが、そのスキン処理をプラモデルのパーツで代用するのである。
これは後からわかったことだが、このやり方にはプラ素材に合わせた熱処理や加工後の修正などにかなり高度な技術が必要らしく、
マニュアル通りに取り組んでいたら、コンテストに間に合わない以前に完成しなかったかもしれない。

ビギナーズラックを得てひとまず形にはなったアンドロメダは、二日間開催されるプラモデルコンテスト会場へ。
ここで大変なことに気づいてしまう。他の参加者の作品レベルがあまりにも高いことにビックリ！　気まぐれで参加するようなコンテストではなかったらしい。
予想通りというか、自分の作品は箸にも棒にも引っかからず。でもいろいろとものすごいプラモデル完成品の現物をじっくり観賞しまくり。
いやー模型イベントの世界を初体験したけど、身の程がよくわかりました。
結果オーライかも。

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