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1m宇宙戦艦ヤマト2006版 比較考察

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数年前に秋葉原のあるホビーショップでこっそり撮影した写真。
当時この模型の情報は模型誌の広告を見た程度だったので、実物を見つけてビックリ。
ハンドメイドの雰囲気と光沢塗装の高級感漂う巨大なヤマト。
仮組み状態だったので、おそらく現品のみの販売だったと思われる。
ショーケースの中は他の商品サンプルも大量に展示されていたため、
見たいアングルが見れなかったのが心残り。
価格はなんと31万円。買えるワケねーだろ!

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艦首からの外観

このヤマトの波動砲側面は筋彫りに沿ってくびれた造形で、
頬がこけたような印象になっている。写真に写っていない部分だけど。
また、球状艦首が控えめなのもあって、新1/500キットに通じる縦型のフォルムをしている。
側面の三次曲線は第二主砲フロア付近で甲板に向けて消化される流れになっているんだけど、
サイズが大きいこともあって面構成にほとんど抑揚が無い。

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艦体中央部外観@

第二艦橋は下にフレアする珍しい形状。
艦橋構造物自体は大司令塔を立体化したモノで、艦体はクリンナップデザインを想定したモノ。
おそらくヤマト立体造形では唯一の旧モデルフォーマットと大司令塔のキメラ作品。中央部分までを見る限りでは...
主砲は仰角可動部の影響からか上下に厚く、砲身の設置位置が低く見える。
1mヤマトシリーズのコスモレーダーは、大サイズを生かした電波探信儀型に造形されている。

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艦体中央部外観A

前甲板が狭いレイアウトのまま後甲板も狭い、ある意味バランスの取れた形式と言えるが、抑揚が一切取られていないだけかもしれない。
艤装配置も側面モジュールもメリハリがなく、サイズに反比例して地味な印象を受ける。
逆に分割線や吸排水口や制御ロケットなど、設定デザインに描かれたディテールを徹底的に彫り込んでいるのが特徴的でもある。
第二艦橋両サイドの4連装高角砲ドームだけが引き込み設置型というのは、なんかメカコレのヤマトみたいだ。

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左舷全景

艦尾形状はメインノズル軸線と喫水線が同じレベルを通るPS版ヤマトの形式。
旧モデルの艦体は軸線が上層を通るアウトラインを描くので、
後甲板とのレベルに開きのある尻下がりのフォルムになっている。
艦底の曲線もかなりのしわ寄せを受けていて、サブノズル軸線が下を向くほど。
上部艦載機射出口はイントネーションが微妙過ぎて、再現度合いを判定しづらい。
第三艦橋は取り付けられずにディスプレイされていたので、新種の艦載機みたいだったよ。

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後上方から全景

[1mヤマト2006]に関して手持ちの画像はコレだけなので、他のアングルを見たい方はネット検索で探しておくれ。

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