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[沙羅曼蛇]ビックバイパーを探索する |
グラディウスと沙羅曼蛇
沙羅曼蛇版BP-8332ナンバーのビックバイパーは、画稿で表現されることがほとんどない上、
立体造形による再現例も、名目を冠したモノはあっても実質的には無きに等しい。
理由は単純。
描こうにも決定力のあるオフィシャル設定デザインや模範的ビジュアルが無く、
無いモノは当然立体に置き換えることもできないワケで、
事実、[沙羅曼蛇]について収集した資料の中にはもちろん、ネットを調べてみても、
沙羅曼蛇開発枠で独立して作成されたことが特定できるデザインは、未だ見当たらない。
[グラディウス]現役稼動当時のビックバイパーには、前方からのフォルムを表したビジュアルは無く、
後方からの印象だけが際立っていたけども、ビジュアルイメージとしてはそれでも十分過ぎるほど鮮烈だった。
[沙羅曼蛇]が稼動開始する頃には、コンシューマ機への移植にともなったある程度の情報リリースもあり、
暫定的ではあったものの、雑誌・攻略本等で紹介されたりもしていた。
ANALYZE |
BP-8332という機体
[沙羅曼蛇]には、[ライフフォース]に使用された分も含めて数点のイメージイラストがあり、
ビックバイパーが描かれているモノもあるにはある。しかし、
情報としては中途半端で、双発機であることが辛うじてわかるさわり程度の絵しかなく、
[グラディウス]のイメージをスライドしたのみで、イメージ作成は終了しているようにも感じられるほど。
実際のゲーム画面に登場するビックバイパーのフォルムは[グラディウス]と[沙羅曼蛇]で大きく異なる。
[沙羅曼蛇]は企画当初[グラディウスU]として開発されていた経緯があって、
1P・2P同時プレイをデフォルト設定し、自機差別化のためにデザイン更新を図ったとのこと。
初期構想通りに完成させた形式が、[ライフフォース](あるいはFC版沙羅曼蛇)になるのだという。
画像は元のドット絵の解像度を倍化してリペイントしたモノ。
ANALYZE(準備中) |
現行の[グラディウスU]開発に受け渡された、などの事情でもあるのか、
実際のBP-8332ナンバービックバイパーのデザイン画がリリースされたのは、かなり後になってからのことで、
FC版グラディウスU登場機の外形が、もっとも正確にその形状を受け継いでいたことがわかるまでに、
ずいぶん時間がかかってしまったけど、これでようやくデザインラインの特定ができるようになった。
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