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ビックバイパー比較考察

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[GRADIUS] VIC VIPER BP-456X MODEL

AC版[グラディウス]ビックバイパー 約1/120スケールモデル 自作

この模型のあらましはフォトギャラリーにて。

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AC版デフォルトデザインから各部位の特徴が切り口に反映するように型取りした模型。
スクラッチに使用したのはほとんどプラ素材で、全長約15cm。
シリーズ初期のビックバイパーは立体化の機会に恵まれず、(自分の知る限り)形状再現例すら無いのが現状で、
デザイン面で認識の高いメカだけに、存在を否定されているかのような無視振りだ。

実際に作ってみて考えることは、
当時、たしかにデザインラインは二転三転している上に、画稿も結構アドリブが効いているため、
統一した形状を模索しにくく、正解も謳いづらいことが、立体再現を敬遠する傾向につながっているかもしれない。
しかし、それ以上に現在の正解ポリシーが旧デザインの持つイメージと乖離してきている現状の方が大きい。
商品化目線とともに、個人の造形観とか製作環境なども、かみ合わなくなってきているように思える。

ファンの求める形は、現在提供されるモノの価値と一致しつつあり、不満感は時間を経る程に解消されるだろうけど、
それは作る側だけの都合におさまりのいい形になっているに過ぎない。
ビックバイパーについては、ビジョンが現役で生き続けているので、実現の可能性はきっと無くならない。


[グラディウス]1/100スケールプラモデル アトリエ彩製

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[グラディウス]のタイトルで最初に設計された[U]版を無個性化したように見えるフォルムである。
ビックバイパーの初期デザインに近づける意識で差し替えする方が、
かえって形状の乱れを誘発する原型なだけに、一概に「ぜんぜん形違うじゃん」と評価するワケにもいかないようだ。
改造モデルをインジェクションキット設計に転化したととらえると納得できる部分は多いが、
妥協案としてこうすることが無難な正解だというのなら、コンパチブルキットと何も変わらないね。
プラモデルに理想を求めてはいけないのかも。


小説版ビックバイパー(製作予定)

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