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ヤマトとアンドロメダ比較する |
旧1/700モデル 前方立体パース比較
旧1/700モデル 側面形比較
超合金魂 前方立体パース比較
超合金魂 側面形比較
公式設定によるヤマト・アンドロメダのスケール比
ヤマト:全長266m アンドロメダ:全長275mでの比較図。
はっきり言って、両艦に見た目のサイズ差はほとんど無く、アンドロメダの先端がわずかに突き出すくらい。
前方から同じ視点でパースを取ると、ヤマトの方が波動砲孔が前進位置になる分、
口径ではるかに上回っているアンドロメダと、スケール感でも同程度のレベルに見える。
旧モデルではブループリントによる補正に加えて全長を40cmとし、実寸で5mの上乗せを図っている。
一方超合金魂アンドロメダは、波動砲口径をイメージスケールで立体化したヤマトのさらに倍サイズで設計したモノとなっている。
商品規格としてヤマトが最初にあり、設定デザイン通りにアンドロメダを設計してしまうと、
まずスケール比でヤマトと吊り合わなくなることはすぐに想像がつくと思う。
ブループリントの存在意義は、売り上げを左右する商品画像のプラスイメージに貢献し、
両艦の三次元上のイメージ格差を最小限に抑える効果をもたらしたこと。
反面、ヤマトがイメージモデルである限り、
アンドロメダもまたイメージモデルでしか立体再現が許されない状況を招いてしまったとも考えられる。
ヤマトとアンドロメダのカップリングに商品価値を見ることが現状の限界なのかもしれないけど、
メカデザイン全体が一元的に現物共存する希望的観測なんかも、可能なモノなら見てみたいかな。
設定デザインによるヤマトとアンドロメダのスケール比
デザイン上の想定サイズ。
ヤマト:全長550m アンドロメダ:全長600mでの比較図。
設定デザインによる 側面形比較
設定デザインによる 前方立体パース比較
設定デザインに準拠した前方立体パースでは、二隻はこのように見える。
商品化の都合が製作サイドにとってどれだけの重みを持つモノかは想像の域を出ないけど、
もしヤマトとアンドロメダを設定デザインのまま商品化する機会が一度でもあったなら、
立体に向けられる価値観になんらかの変化を与える可能性はあったか?
それとも立体パース視点をファンサイドにゆだねるこの姿勢で商品化に踏み切ったとしたら、
それはメーカーの怠慢として不評を買うことになったのだろうか?
たどった歴史に優劣などあるはずもないけど、正直に言わせてもらうと、
研究テーマとして楽しませてもらっているだけ、これまでの商品化の足跡は自分にとって都合のいいモノに出来てくれている。
欲しいモノと引き換えに...という形だけどね。
ヤマトがリリースされると、ファンサイドは"次のアンドロメダ"を心待ちにする。
まさに呪縛。両艦はデザインにもイメージにも呪われているように思えてならない。
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