[YAMATO2520]における戦艦大和の役割を担う存在。
YAMATO新デザインを旧設定にフィードバックしたフォルムをしていて、新デザインに馴染めないファン層への
埋め合わせとして起こされた、
ある意味"望まれたデザイン"のヤマトと言えるかもしれない。
この模型はアニメ作画用設定ではなく三面図を元に製作したモノだけど、それでも
アウトラインの性格が他の宇宙戦艦とまったく異なり、奇妙な感じがした。
製作当時であればこのことを伝える言葉に困っただろうけど、今は具体的な実例をあげることができる。
新YAMATOをファーストヤマトのデザインに例えるなら、17代ヤマトはDVD特典1/700インジェクションキットに相当するモノである。
いまさらの見解だけど、新YAMATOを模した信憑性のある精巧なイメージモデルの造り応えだった気がする。
一体これはどう表現すればいいんだろう?
[ヤマト]がたどったデザイン遍歴を、同じ形で[YAMATO2520]もたどることになる...みたいな暗示にうっかり気付いてしまい、
面白いような後味の悪いような夢から覚めた感じか。
まあでもなんだかんだ言いながら、自分も17代ヤマトけっこう好物なんだよね。
OPTION | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | RETURN |