アトリエ彩リリースのグラディウスシリーズタイプ別ビックバイパーのプラモデル5種は、スカイガールズ版をベースにランナーを差し替えた同一規格品。
ビックバイパーを規格統一する流れはX-68000版の頃にスタートしたらしく、
デザイン・グラフィック・モデリングに渡って、よりジェット機ライクなスタイルの機種BP-827Zが提供された。
キャノピーは機体中央に配置、先割れ単発の機体に水平に近いフラットな主翼と垂直尾翼が備わった、現在スタンダードとなっているフォルムの基本形である。
まあ、それでもやはりグラディウス・ビックバイパーのビジョンは今持ってなお、初期のイメージイラストを冠した[T]・[U]のスタイルに、
ファンなら誰もが鮮烈な印象を持っていると思う。移植作には必ずついてまわるビジュアルでもあるし。
流線形ではない後方フレア型フォルム、双発ノズルから伸びる二本の青いバックファイア、独特の角度を付けられた主翼とT字型垂直尾翼。
STGメカの立体造形が流行り出したのがつい最近のことゆえに、過去のデザインにスポットが当たらないのは仕方のない話。
ではあるが、立体化とは縁のない存在ゆえに、具体的にどんなフォルムが見えてくるのか興味はあるな。
古い資料を元にフィギュアを製作。おや...?
思いのほかいい感じ。
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